人生の夏休み

音楽・アニメなんでも書いちゃう雑記ブログです

葬送のフリーレンのアニメ良かったねっていう話

こんにちは!すいかです!


仕事でバタバタしていてアニメをあんまり見れていなかったんですが、久しぶりにアニメを少しずつ見始めています。その中で見ていたのが「葬送のフリーレン」でした

めっちゃ良かった〜〜〜!!!!!

そんなわけでここ良かったね話をします

 

 

(最終回後の公式動画も色々と思い返せて良い!!!)

www.youtube.com

 

アニメを何話か見て面白いなと思ったんですが、そこで続きが気になって、漫画も少し読み始めたところ、アニメの良さにびっくりしました

 

アニメで漫画の余白が補完される

漫画の淡々としているところも良いなと思います。サクッと読めるのが漫画の良さ。

アニメでは漫画の各コマの空白部分の動きや情感が補完されているところがめちゃくちゃいいなと思いました。

人の表情の変化や、ちょっとした仕草がコマの隙間にあると思うのだけど、そこがしっかり表現されているように見えますね

あと魔法が映像だとめちゃくちゃ映える、戦闘シーンがとにかくいいんですよね

そしてこれ大事なんですが、劇中の音楽がめちゃくちゃいい!!!
フリーレンのファンタジーな世界観を補強している

気になって音楽作ってる人調べたらヴァイオレットエヴァーガーデンの音楽作っている人でした。あれも音楽最高だったな

エバン・コール - Wikipedia

 

登場人物の関係性と人間性が多様で良い

フリーレンは長寿だから登場人物が多いんですよね、でもそれぞれの人物にバックグラウンドがしっかりあって、引き込まれます。

 

ヒンメル

・ヒンメルの声優さんまじいい仕事してる。熱血!やパワー!のような勇ましい勇者ではなく、優しい勇者の印象があって、慈愛に溢れているのがいい

・ヒンメルが見返りの求めない愛情をフリーレンに注いでいるのもとってもいい

・フリーレンも度々思い出していて、想いあっているのがいろんな描写から伝わる

・でも結ばれないよ、切ないよ〜〜〜〜

・次、エンデで再会できた時にはなんか進展してくれ〜〜〜

 

フェルン&シュタルク

・ザイン「もう付き合っちゃえよ!!!」←それ of それ

・フェルンが淡々としながらも自分の意思や気持ちを持っているものいいんですよね、そして意思をはっきりと言うのも良い

・シュタルクも実は師匠のアイゼンと似ていて、アイゼンからたくさんの愛情を受けていたことにあまり気づかないまま、フリーレン一行に加わることになったんですよね。でもフリーレンからアイゼンの話を聞くことで、自分が思っていた以上に愛情を受けていたことに気づいていく様がとても胸熱。

 

他にも登場人物いっぱいいるんですが、割愛します

 

ギャグと切なさがちょこちょこある日常と戦闘シーンの緩急が良い

なんでこんなに引き込まれるのかな〜と考えてみた結果これかなという結論に至りました

「人間を知る旅」をしながら進んでいくのですが、出会う人物がみんなチャーミングなんですよね、旅の一行もみんなノリが良くって、ザインをパーティに誘うために色仕掛け(投げキッス)をするフリーレンとか大好きですね

 

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ただ、楽しく旅をしているかと思えば、行く先々では勇者パーティについて思い出すような出来事がたくさん起きます。その過去の出来事の積み重ねで今のフリーレンができているんだなという描写がたくさんあり、でもそのメンバーたちはもういないという状況が日常の中に切なさを感じさせます。

動画あったけどせつなすぎて涙目になっちゃったので、貼らないでおきます

 

そして戦闘となると魔法の撃ち合いなどが起きてとてもかっこいいんですよね!!

www.youtube.com

 

とにかく緩急がめちゃくちゃあっていいんですよね

 

ブコメ・バトル・日常・切ない思い出、全部がちょうど良いバランスでできている!!!!!

最高ですね、本当に万人におすすめできるアニメだなと思います

 

というわけで次もアニメ楽しみですね!

 

 

 

ピアス開けた体験記

こんにちは
みなさんピアスは開けてますか?

 

自分は生まれてこのかた開けたことはありません。
中学生の時にクラスの目立っている子たちが、教室でピアスを開けようとしてわいわいしているのを遠目で見ているようなタイプでした

いつの間にか大学生になり、みんな意外とピアスを開けていることに気づき、いいな〜と思いながら自分の親が言っていた健康に産んだ体に穴を開けるなんて!という何気ない一言がなんとなく引っかかっていたりして、特に何もすることなく、そのまま社会人になりました。

 

社会人になっておしゃれに目覚め、イヤリングをするようになりました。可愛いですよね、イヤリング。

とある作家さんと雑誌のコラボ商品のイヤリングを気合いを入れて買いました。

少し長めのイヤリングで、お花の下にガラスの玉がぶら下がっているデザインでゆらゆらするのがとても可愛らしく、お気に入りでした。

 

とってもお気に入りだし、値段も自分的には高かったこともあって、大事に使っていたのですが、なんと、ある日、飲みに行った帰りに片方のイヤリングを紛失してしまう事故がおこりました。事故っていうか自分の不注意なんですけどね。

帰ってから気づいて、飲みに行った居酒屋さんに電話して、駅から最寄り駅までの道を夜に何往復もしながら探して、翌日、明るくなってからも探しに行きました。が、ついに見つかりませんでした。

本当にショックで、コラボ商品だから再販はしないだろうし、作家さんに連絡してみようかとも思ったんですが、仮に、わざわざ用意してもらった後に、もう一度失くしてしまったら本当に申し訳が立たないと思い、連絡できませんでした。
そうなったらいよいよ立ち直れない…!

 

その一件からすっかりイヤリングへの情熱を失い、素敵だなと思ったものを見つけても、買わなくなりました。
「もし失くしたら」が頭の中でちらつくんですよね。

 

「ピアスを開けたら失くさないのに」

その気持ちが、素敵なイヤリングやピアスを見るたびに思うようになりました。

 

情熱があったころに、イヤリングを買う時も「ピアスの方が色々選択肢があるじゃん」と思って、ピアスへの憧れが強くなったのですが、かわいいものを「失くすかも」という気持ちで買うのを見送るたびに、自分がピアスをつけれたらな、という気持ちがだんだん大きくなりました。

 

ただ、怖くて、勇気が出なくて、ピアスを開けることができませんでした。

気持ちはあるのに踏み出せなかったのです。

自分では開けることができないので、安全な病院で開けてもらおうと思い、病院を探したりしたのですが、上手く見つけられず、忙しくなったりするとだんだん気持ちも忘れてしまいました。

 

そうして3・4年くらい経ったでしょうか。

最近、アレルギー性鼻炎がひどく、「多分ハウスダストなんだろうけど、花粉症かもしれない、よくわからないから詳しく知りたい」という気持ちになり、アレルギー科と皮膚科が併設されている病院へ行くことにしました。

その病院のWeb予約をしようとしたところ、問診票だけでなく、ピアス同意書というメニューがあるのを発見しました。

 

もしかして…ここでピアス開けてくれるの?

期待しちゃうよ?

ただ、今回はアレルギーの検査だから落ち着け、一旦はアレルギーの検査を受けよう、ついでにちらっと聞いてみよう

 

そんなこんなで病院に行き、血液検査を受けながら、看護師さんに聞いてみました、

ここってピアス開けてくれるんですか?

 

「同意書を事前に記入いただければ開けますよ、ピアスの種類選べるので、受付で聞いてみてください」

おおおお、やっぱりそうなんだ!

でも落ち着け今回はアレルギーの検査だから、次回、結果を聞きに行く時に、受付で聞いてみよう

 

勇気が出ないので引っ張っちゃうんですよね〜〜〜

そして、結果を聞きに再び病院へ来ました。
受付で、ピアスを見せてもらえますか?と聞くと、チタンのピアスを見せてくれました。しかもそのまま穴開けた時にこれが耳にはまるらしい。

ファーストピアスというやつじゃん…!

眺めていると可愛いんですよね、これが。

綺麗な石が付いているだけのものなんですが、シンプルでサイズが小さく上品な感じがして、ついつい目が惹かれてしまう。

 

受付の看護師さんもノリノリで、私も2つ開けてるんですよ〜と笑顔で話してくれました、この人、私をピアスワールドへ引き込もうとしている…!?

 

どうしよう開けちゃおうかな、やめとこうかな…

 

ついに、決断の時が来ました

思い出されるのは数々の諦めてきたイヤリングや憧れたけど何もすることができなかったピアスたち。

そして片方紛失してしまったあのイヤリング。

これは何かの運命だ、このまま流れに乗るしかない!やるなら今だ!!!

 

というわけで、その日に開けてくれるということで、同意書に署名をし、ファーストピアスを選びました。

ドキドキする、怖いな、と思っていたら、別室に連れて行かれ、さらに怯える私に看護師さんが、どこに穴を開けるかペンで耳たぶに書いてくださいと元気良く説明してくれました。

 

この段階でピアス何もわからない民としては、どこに開けるとかで何か変わるの…?というそもそもの驚きでした。

耳たぶの下から何ミリのところで開けると、長めのピアスに対応できるとかがあるそうで、調査不足だった〜!と反省しました

ピアスの穴の開け直しはできないので、後戻りが出来ない、人生の分岐点が現れたのです。

でも勢いで来てしまったので、そのまま勢いで看護師さんとバランスをみながら決めました。

勢いとは言いつつも、悩みまくってしまい、看護師さんの時間をとって申し訳ない気持ちになりましたが、看護師さん自身もピアスを開けている人で、心なしか楽しそうだったので、良かったです。

 

そして自分の診察の順番になり、アレルギーの検査結果を紙を見ながら教えてくれました。が、紙の横に置いているものを発見し、その紙の横に置いているものは、ピアスの穴を開ける針ですよね!?となって全然頭に入ってきませんでした。ハウスダストとダニアレルギーだったらしい

 

そしてアレルギーの説明後、ピアスを開けますねと流れるように進みます

 

怖すぎるので目を閉じて祈りの姿勢をとります。

耳たぶに何か挟まれている感覚があり、かなり強い力で挟まれている

 

「いちにのさんで開けますね」

そういうの言っちゃうの?いきなり開けてくれ〜怖いよ〜すぐに終わりたいよ〜

 

「いちにのさん」

バチン!

輪ゴムでベチンとされたような感覚があり、その後耳たぶがじんじんする

 

「反対側もいきますね、いちにのさん」

バチン!

「はい、終わりました。お疲れ様でした〜、鏡見てみます?」

自分を鏡で写してみると、耳の部分に!

透明な石のついたピアスがついている!!!!

やった〜〜ついにピアスが開いたんだ!

 

診察は終了しました
あっさりピアスの穴が開いたのでした

 

耳たぶはじんじんするけど、気持ちはるんるんで帰りました。

 

今は開けてから1週間くらい経ったのですが、鏡で見る自分のファーストピアスを見てにやにやしたり、穴が安定した後にどんなピアスをつけよう?といろんなサイトを未漁っています。

あの憧れたピアス達も買うことができちゃうんだ、と、自分の身につけることができるものの選択肢が広がったことに対して、とってもわくわくしています。

次はどんなピアスを買おう?

 

キャリアチェンジで自分を見失った話

こんにちはすいかです
約2、 3年ぶり?の更新でビビっている。

その間に色々あって、「自分ってなんだったっけ?何が好き?何が好きではない?自分の気持ちを自分で感じ取れない」と思うようになってきました。

そこで、ブログの存在を思い出し、文章を書くことで思い出していきたいなって思ったのでその話をしたいです。


自分の気持ちに鈍感になった経緯

2021年からの話をします。その間の大きな転機は2度の転職と結婚です。

2021年に新卒から勤めた会社をやめて、異業種の専門職へキャリアチェンジしました。

ここが最初に自分の時間を持てなくなったきっかけだと思います。キャリアチェンジするために仕事を続けながら、空いた時間を転職のための勉強に充てるということをしていました。

2020年ごろから1年くらい続け、うち半年は毎日夜中まで勉強をやっていたと思います。

マクドナルドのポテトがお供でした。
このことがきっかけで、それまでアニメを見ることをライフワークにしていたのですが、見る時間を失います。ぐぬぬ

無事に、キャリアチェンジを果たしましたが、異業種への転職後、なかなか慣れず、しばらくはハードに働いた気がします。

そして、異業種転職のため、年収がダウン。給料アップの要件として資格を持っていることというのがあったので、仕事以外の時間を、資格勉強に充てていました。

落ち着いたら自分の事ができる、というタイミングをここで逃しています。ぐぬぬ

そして、キャリアチェンジした年に結婚しました。

2022年も勉強と資格取得に励みましたが、同年の暮れ頃に自分の年収をもっと上げたい&今の会社では今後のキャリアが不安ということで、同じ業界でのキャリアアップを目的に転職活動を始めました。

2023年2月に運良く転職先の会社が決まりました。

キャリアチェンジした会社で2年働き、2度目の転職。

規模や条件など大変満足する結果になりましたが、いちばん自分が下手くそな環境に行きたいと思い、叶った結果、業務についていくことすら大変になりました。

正直メンタルもまだ安定してません。でも食いついていけたらいいなと思っています。

ここでも慣れていない環境への適応のため、自分の時間をあまり持てないまま、現在に至ります。ぐぬぬ

そして完成したのが、(寝るギリギリまで作業や勉強するので)リラックスの仕方を忘れ、ぼーっとすることができなくなり、テレビも見ない、(ジムに行き始め健康志向になったため)お酒もあまり飲まない、わくわくや楽しい、自分の感情の機微が捉えられなくなった状態です。

 

完全体になって感じた危機感

こうして、自分に対して無頓着になっていき、しばらくは生活していたのですが、これはまずいなと思う状態になりました。

一つは、仕事で「やりたいことはない?わくわくすることは?」と聞かれて何も出てこなかったことと、もう一つは、仕事で調子を崩した時に、自分で元に戻すことにものすごく苦労したことです。

新しい職場はやりたいことがあれば積極的に手を挙げれば、チャレンジさせてくれるような良い職場です。なので、職場でやりたいことない?と上司から聞かれます。

ですが、ないのです。今まで必要だから、誰もやらないからその業務をやってきたという働き方をしていました。やりたい業務が選べるなんて発想はありませんでした。

そこで改めて考えてみました。
発想はなかったけど、今から考えたらあるだろう。

結局、何も浮かびませんでした。
そもそも仕事で、好きなことってなんだったっけ?嬉しかったことってなんだったけ?という疑問が湧いてきました。

自分の状態に驚きつつも、「みんな普通、仕事に希望持って働いている人って少ないはずだよね」と言い聞かせながら、周りの優秀な人達や希望を持って働いている人達を見て、「自分はだめだ」と次第に思うようになりました。

このだめだという気持ちを払拭したくて、ダメだと思うのは仕事ができないからで、自分がある程度みんなから認められれば、この気持ちはなくせると思い、早く慣れるためにより仕事をするようになり、さらに自分の時間を削って、精神的に参ってしまう…という悪循環に突入しました。

うっすらわかっていたんですよね、優秀な人たちには自分の至らなさを隠そうとしてもとっくにバレているし、認めてられていないと感じているのは自分だけで、本当に認められていなかったらそもそも入社できていませんから。

でもどうしても自分が自分の事を認められませんでした。

そして、精神的に参ってしまいました。人に質問することが怖い、ミスしたと自分が一度思ったら動悸が止まらなくなる、他人から自分がどう思われるのか考えたら思考ができなくなってしまうようになりました。

ここから自分のメンタルを自分で安定させる方法が思い出せず、どん底から抜けるのに時間をかけています。

最終的には話を家族にたくさん聞いてもらってなんとかなりました。家族と楽しく不自由なく暮らすために、転職したのに迷惑かけてしまっていると感じる皮肉な状況は心にくるものがありました。

ここでも、「今までどうやってやっていけてた?リラックスの仕方が何年かずっと分からないけどまずくないか?」という疑問と危機感が湧いてきました

文章を書くことでなにかを見出せるか

結局、転職・結婚でライフステージが変わったけど、自分が置いてきぼりになったんだと思います。


自分の気持ちを考えたり振り返る時間を持ちたいな〜と思った時にブログがあったなあと思い出しました。

ずっとしていなかった、自分の気持ちを少しずつ言葉にしていくことで、手触りをもった感情になっていくのではと考えています。

今この記事を書いていても、書きながら「あ、自分こう思ってたんだ」という発見がありました。

文章を書くことが自分の悩みに対しての特効薬になるとは思っていませんが、置いてきぼりになった自分と対話する最初の一歩にはなるんじゃないかなと思います。

長い目で見ていただけたら嬉しいです

というわけで長くなりましたが、ぼちぼちやって行けたらなと思います。

よろしくお願いします

転職&引っ越ししました

 

大変ご無沙汰しております。すいかです。
かれこれ半年くらい更新していませんでしたが、その間に色々ありましたのでご報告をさせていただきます!

まあもうタイトルの通りですが!!!

 

 

5年間働いていた会社を辞めました。
そして今は有給消化中です。ひゃっほーーーーい

一瞬で昼夜逆転しました(案の定)


辞めた理由は色々ですが、良いタイミングだったんだろうなと思っています。
そしてこのご時世に全くの異業種で転職が決まりました。
その転職のために、プライベートの時間はほとんど充てていましたが、本当に運が良いなと思います。

 

さらにこの休みの期間で引っ越しもしました。
やっと、やっと山積みの段ボールが片付いてきたぜ…

 

家も仕事も変わるなんて、まるで生まれ変わった様。

人生初の出来事でとても不安です。

 

ふと、転職活動前に証明写真を写真館に撮影しに行ったことを思い出します。


写真を撮ってくれた方が撮影後に入り口まで、見送りをしてくれました
転職できるか不安ですと零したら、「せっかくの機会ですから楽しんで下さい!と言ってくれました。
当時、自信がなかった自分には目から鱗でした。
それからは落ち着いて転職活動ができたかな〜と思います。

これからの生活の変化は不安ですが、写真館の人の言葉を思い出してやっていこうと思います。

引き続きブログの更新は続けていこうと思っています。
どうぞよろしくお願いします!!!

  

 

映画『JOKER』感想・考察 どこまで人は狂えるのか?

こんにちは!すいかです!
最近、ダイエットをしています、ゆる〜い感じでやっていますが、2キロくらい痩せたので喜んでいます!まだまだやるぞ〜

 

Netflixで映画JOKERを観ました!

 

 

観終わった後、思わずツイートしてしまいました。なんと含みを持たせた話なのか…!!

いっぱい考えたのでせっかくなのでこうかな?と思ったところを記録していきたいと思います。

 

まず最初に、私はダークナイト・バッドマンを全然知りません!!!!!
ドン!!!!!

 

しかし、全然知らない人間でもとても楽しめました!!!!

知らない人間が観たなりに考えた事を書いていきたいなと思いますので、よろしくお願いします!!

 

 

==== =====

ざっくり感想(ネタバレなし)

これだけは言っておきたい

 

ゴッサムシティ治安悪すぎわろた
全然住みたくない…(笑)

 

創作なので笑ってられますが、作品のイメージ舞台は1980年代のニューヨークのようです。

実際に格差があったんだろうな、まさに自分が知らないだけでゴッサムシティは、日本にもあるのではないかと考えさせられます。

 

アーサーに降りかかるのはいろんなタイプのしんどいこと、でした。

ありとあらゆる不幸を見ることになりましたね。惨殺するとかはあんまりなかったので、びびりでも観ることが出来ましたが、アーサーに共感してしまって、世の中を諦めたくなるような気持ちになりますね

 

ただ彼は途中まで、めげずに頑張っているのです!まじ偉い
そこからブチ切れてもまあ五体満足で生きてるし、偉い!悪いやつになったけど!
結局生きてるだけで偉いのだ!(何)

 

あと、普段怒らない人を怒らせると怖い
肝に銘じておこう…

 

 

以降ネタバレめっちゃ入りますので、いいよという方は進んで下さい!

感想・演出・考察(ネタバレあり)

現実と妄想のライティングと2つが混ざり合う

序盤で観ていて思ったのは、
アーサーがいる現実では、アーサーの黄色い服から始まり、窓に付いている黄色い透明な板から黄色い光が差し込み、全体的に黄色みがかかったシーンが多く、
アーサーの脚光を浴び、有名人になるという妄想の中では、アーサーは青い服を着て、テレビのブルーライトのような表現になり、青みがかったシーンになる、という現実と妄想が意図的に分けて表現されている点です

 

中盤から終盤にかけて同階の女性が現れるシーンがありますが、この辺から、その色による意図的な区分けが分かりづらくなっていきます

 

観ているこちらも、最初に明示されているのでその部分を意識的に観ていたのに、混ざっていくことで、アーサーの現実と妄想の境目が分からなくなっていき、少しずつ混乱していきました。

 

そしてアーサーもまた、どうしようもない現実から、(凶行を犯してしまうことで)脚光を浴びて有名人になるという妄想が混ざり合ってフィナーレへと収束していきます。

 

終盤では現実と妄想のフェーズが分けられることはなくなり、色も全てがクリアになります。

この色による分け方は、アーサーの現実と妄想が混ざり合うメタファーのうちの一つかな、と思いました。

 

「階段を降りる」というシーンの役割

作中では階段を降りる、昇るシーンが度々あります。まあ誰もがする動作なので、当たり前と言われればそうなんですが、この映画では彼の「転機」の前後に階段を降りるシーンが入ります。

例えば、仕事をクビになってしまった時、

お母さんの診断書を見てしまった時、

ジョーカーとして目覚めてしまった時…。

 

踊りながら階段を降りるシーンはめちゃくちゃかっこよかったですね!!!!

関係はないんですが、これ絶対良い服やろうな…と思いながら観ていました

 

この映画では、階段を降りていくたびにアーサーが、ダークサイドへ誘われているように見えました。

「階段を降りる」というシーンはだんだんジョーカーへなっていく儀式のようなものなんだと思います。

 

明るいシーンが増えていく

終盤に向けて太陽光のある、明るいシーンが増えていきます。

 

冒頭のピエロのシーンは外にいるのに、明らかにどんよりした天気で、以降のシーンも暗いどんよりした明かりのもとで話が進行していきます。

しかし、仕事をクビになってから、だんだんと明るい太陽光が入ったり、室内の明るいシーンが増えていきます。

デモを切り抜け、トーマス・ウェインに会いに行く時や、移動シーン、決定的だったのはお母さんを病院で殺してしまうシーンですよね、眩しすぎて神々しさすらあった。

 

これもアーサーもといジョーカーの気持ちを表しているのかな、と思いました。

 

アーサーの求めていたもの

アーサーは穏やかに暮らしたい、そう願っていたのでしょう。

でも、病気や色々な要因の生きづらさが重なり、カウンセラーにもそのことについて話をしています。

そして、愛が欲しかった。

ハグしてキスをするような、そんな相手も必要としていたことが、アーサーの妄想から読み取れます。

 

愛については、「与える愛」だけでなく、「受ける愛」について、母親についても考える必要があります。

物語の中盤でアーサーのお母さんはどうやら養母であった、ということが判明します。
そして虐待を受けていたことを黙認していた。
ここからは明示されていませんが、その時に頭部に外傷を受けたことが原因で、彼の病気は始まってしまったのでは、と示唆するシーンがあります。


お母さんがいつも幸せそうに笑っている、と精神病院で話していたシーンは胸にくるものがありました。
そして彼のことを大きくなっても未だにハッピーと呼んでいることも。

 

彼を悩ませていた病気は、実は介護していた母親も原因の一旦を担っていた…

こんな悲しい話ある!?という感じです。

ジョーカーになるべくしてなった、ということでしょう

 

最後のシーンの意味とは?

ジョーカーとして目覚め、大規模なデモとジョーカーによる暴動が勃発。彼が格差を断罪する私刑人として人々から称賛され、崇められるようになり、そのシーンは終わります。

 

そのシーンから一転、彼が精神病院にいるシーンになります。カウンセラーと面談中に「ジョークを思いついた」と楽しそうに笑って、血の足跡を残し、精神病院から逃げようとするラストシーンとなります。

 

このシーンが疑問だらけ!

様々な考察が出ています。
私達が見ていた今までの全ての話が、彼の思いついた、ジョークだったという説が有力です。

髪が緑に染まってないので、時系列としてジョーカーが捕まってからの話ではないことが、根拠として挙がっています。

 

色々見ていて面白かった記事あったので載せときます。

 

そんな夢オチみたいなのあり!?という気持ちもありますが、まあ言われてみればそうだなあという話です。
その説が正しいとするならば、あの長い長い妄想を経た彼は、あの病院時点ではすでにアーサーではないのでしょう。
明るすぎる病院のライティングも彼の現実かつ気持ちも明るいことを示唆しています。

 

最後、カウンセラーを殺して血の足跡を残して彼は去っていきます。
あの話を妄想として、無かったことにするのは違う気がするのです。
結局ジョーカーは存在しているのですから。

でも、その仮説が正しければ、あの長い長いジョークがあったからこそ、ジョーカーになったのでしょう。


ほんと、ジョークであって欲しい話ではありますが…

 

 

実は最後のシーンではないのですが、気になるシーンがあります。
冒頭で泣きながらピエロのメイクをするシーンです。ここがどのタイミングの話かよく分からないし、泣いている理由も分からないのです。

 

最初の仕事の前のメイクと言われればそうなんですが、泣く理由が分からない。

彼が劇中で泣くことはないのにこのシーンだけ泣いている。なにか意図がありそうなんですが、判断材料が少なくてわかりません。

もし、こうじゃない?と考察した人がいれば是非教えて下さい!!!

 

バッドマンも気になってきた

ジョーカーを観終わった後、一通り考えていたら、バッドマンも気になってきました。

 

ジョーカーの映画でアーサーはバッドマンの幼少の頃に出会います。そして彼の両親は殺される。

その復讐からバッドマンになるというのです。

復讐の連鎖ですね。どんな戦いになるのでしようか。

 

そして、ジョーカーは映画中で政治に興味がない、と言っていました。最後のシーンは一度置いておいて、彼はゴッサムシティの私刑人として、崇められてしまいます。いくら政治に興味がないと言っても、そんなに人々から注目されて、恐れられ、崇められている彼を何らかの理由で、利用しようとする人間や部下が現れるでしょう。

もしくは、彼の生きる意味はバッドマンを倒すという目的を持った部下たちや崇めている人々のためとなっているのでは!?彼は自分の気持ちを最優先して生きていけるのか!?と気になってきました。

 

完全に考えすぎな気もしますが!

 

また機会があったらそっちも観てみます!

 

長くなってしまいましたがお付き合いいただきありがとうございます!

 

面白かった考察記事のリンク貼っときます

【歴史的観点】映画『ジョーカー』ゴッサムシティの姿は現代まで続く不平等化を表している|シンヤ タクマ|note

 

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 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

 

今回は夏にサマソニに行ってきた話をしたいと思います

年明け早々に何言ってんだい、夏終わったよ!という感じなんですが、

去年は色々あったのに記録出来てないことばっかりで、少しづつ記録していきたいと思います

 

 

人生で一回行っときたいな〜と思っていて機会があったので行ってきました

ほんっっとに行って良かった!!!!!

 

観たアーティストと興奮しまくったことについて書きます

書きながら興奮しすぎておかしくなるかもしれない

 

 

 

まず見に行ってきたアーティストはこれ

 

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タイムテーブルに丸つけてみました

今回見たかったアーティストはpale wavesとthe 1975です!

あとのアーティストは予習が足りていなかったこともあり、感想はさっくりです

 

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